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塗装の基礎知識

外壁サイディングのコーキングとは?劣化症状やメンテナンス方法も解説

外壁サイディングのコーキングとは?劣化症状やメンテナンス方法も解説

外壁には多くの種類がありますが、一般的な家屋では、パネルを張り合わせた外壁が多く採用されています。
パネルを張り合わせた外壁では、パネルとパネルの間に隙間ができますが、この隙間に充填されているものがコーキングです。
この記事では、このコーキングの劣化症状とメンテナンスの方法について解説します。

外壁サイディングのコーキングとは?

コーキング

外壁サイディングのコーキングとは、サイディングの外壁のパネル同士のつなぎ目の隙間に充填されているゴムのようなもののことで、シーリングとも呼ばれます。
ここでは、コーキングの種類や特徴、役割について紹介します。

コーキングは外壁同士のつなぎ目に充填されている部位

サイディングの外壁では、パネルを張り合わせる形で外壁を仕上げます。パネルを張り合わせるため、パネルとパネルの間には、隙間ができてしまいます。
この隙間を埋めるために使うのがコーキングです。
コーキングは外壁のパネルの隙間だけでなく、窓やサッシまわりなどにも使われています。

コーキングの重要な役割について

コーキングは多くの場所で使用されていますが、主な役割としては、

  • 水が建物の内部に浸入するのを防ぐ
  • 建物の揺れの負荷を緩和する

というものがあります。

外壁に使われているコーキングは、外壁パネルの隙間を埋めることで、雨水などが建物の内部に浸入することを防いでいます。
コーキングがしっかりと施工されていないと、雨水などが建物の内部に入ってしまい、雨漏りの原因になることがあります。

また、コーキングが劣化すると防水性が低下するため、雨漏りの原因になります。
家屋は、建物自体の歪みやサイディングが伸縮することにより、わずかに動いています。外壁の隙間に充填されているコーキングは、この動きに追従することで、揺れ自体を緩和させる役割があります。
このように、サイディングの外壁におけるコーキングは、建物にとって重要なものとなっています。

コーキング材の種類と特徴

コーキングには、成分や原料の違いにより、いくつか種類があります。

コーキングを大きく分類すると

  • 変成シリコーン系
  • ポリウレタン系
  • シリコーン系

の種類があります。

変成シリコーン系」は、屋根や外壁でよく使われるコーキングで、耐候性が高いのが特徴です。
耐用年数が10〜15年程度あり、塗装前・塗装後にかかわらず使用することができるため、コーキングとしてよく使われています。特に、サイディングの外壁ではよく使われるコーキングの種類です。

ポリウレタン系」は、変性シリコーン系よりも価格が安いのですが、紫外線に弱いというデメリットがあるため、外壁に使用する場合は、保護するために塗装が必要になります。
サイディングの外壁やコンクリートの目地によく使用されます。
耐久性が低いのがデメリットですが、近年では耐久性が高いものもあります。

シリコーン系」は、浴槽やキッチンなどの水回りの補修によく使われるコーキングです。塗装して保護することができないため、外壁などの屋外での使用には不向きです。
コーキングは、外壁では変成シリコーン系とポリウレタン系のものがよく使用されます。

1成分系と2成分系の違い

コーキングには、原料による種類の他にも、1成分系と2成分系という2つの仕様があります。
1成分系は主に一般向けに使用され、2成分系はプロ向けのコーキングです。

「1成分系」は、そのまま充填できるコーキングです。塗装業者や電気工事業者などが使用していたものですが、ホームセンターなどでも取り扱いが始まり、一般にも普及するようになりました。
このタイプのコーキングは、カートリッジという筒に入っているため、すぐに使うことができます。また、面積が小さい補修に対してよく使用されます。価格は2成分系よりも高い傾向があります。

「2成分系」は、コーキングと、それを固めるための硬化剤が別になっているコーキングです。
管理や施工に専門技術が必要になるため、業者が使うプロ向けのコーキング材です。使う場合は、コーキングと硬化剤を混ぜてから使用します。
カートリッジを使用しないため、1成分系よりも費用が安くなっています。
業者が使うコーキングのため、面積が大きい補修などで使います。

コーキングの寿命と劣化症状について

コーキング

コーキングは、一度施工すればそのままでいい、というものではなく、年月が経つことで劣化していきます。
ここでは、コーキングの寿命と劣化症状について紹介します。

コーキングの寿命は5~10年程度

コーキングの寿命は、種類により違いがありますが、5〜10年程度と言われています。
コーキングには、可塑剤という弾力性を持たせるための成分が含まれていて、この可塑剤の寿命がコーキングの寿命に直接影響します。
可塑剤が劣化すると弾力性を失うため、さまざまな劣化症状が発生します。そのため、コーキングも定期的にメンテナンスすることが必要です。

コーキングの劣化症状

コーキングの劣化症状としては、

  • 肉やせ
  • チョーキング
  • ひび割れ
  • 破断

というものがあります。

肉やせ」は、コーキングに弾力性を持たせている可塑剤が溶け出すことで、コーキングの厚みが減少する症状です。
最初に施工した際に、コーキングの量が少ないと起こりやすい症状です。この肉やせを放置すると、コーキングのひび割れや破断の原因になります。

チョーキング」は、コーキングが紫外線などの影響で、コーキングに含まれる顔料が表面に浮き出てくる症状です。
コーキングに触れた際に、粉のようなものが付着する場合、このチョーキングが発生している可能性があります。

ひび割れ」は、コーキングが劣化したことで弾力性がなくなり、建物の揺れに追従できなくなることで発生します。
ひび割れを放置すると、建物の内部に水が浸入する可能性があり、雨漏りの原因になります。

破断」は、ひび割れがさらに広がることで穴が開く症状です。放置すると大量の水が建物に浸入するため、発見した場合はすぐに補修する必要があります。

コーキングは定期的なメンテナンスが必要

コーキングは、劣化するとさまざまな症状が現れます。
コーキングの劣化はあまり気にすることがない箇所ですが、放置すると雨漏りの原因になるため、定期的なメンテナンスが必要です。
もし新築から10年以上経っているのであれば、コーキングのメンテナンスについて検討してみてください。

コーキングの劣化別修理方法

コーキングの傷み方によって施す修理方法が異なります。

①外壁とシーリング剤の間に隙間ができている場合

〈原因〉
・プライマーの塗り忘れ、プライマーを塗る際にムラを作ってしまった。
・外壁が水分を含むなど、外壁の少しの変化にシーリング材が耐えられなかった。
〈対策〉
・プライマーをしっかり塗装し、ボンドブレーカーというテープを貼ってからシーリングを打ちます。

②シーリング材の真ん中部分にヒビが入っている

〈原因〉
・シーリング材の劣化。寿命。
〈対策〉
・耐久性の高いシーリング材を打ち直します。

③シーリング材の後ろのバックアップ材が見えている

〈原因〉
・シーリングの厚み不足と劣化。
〈対策〉
・シーリング材をうち、厚みを重ねる。

④シーリングが取れた状態。欠落している状態

〈原因〉
・プライマー不足。
・シーリング材の選定を誤っている。
〈対策〉
・しっかりとしたプライマーを塗り、耐久性の良いシーリングを行う。

ここまでくるとスカスカの状態なので早めの対策をおすすめします。
このようにシーリングの状態をしっかり見て、適正な修理をするのは非常に大切です。

外壁サイディングのコーキングのメンテナンスの方法と注意点

注意

サイディングの外壁のコーキングは、定期的なメンテナンスが重要です。
ここでは、このメンテナンスの方法と注意点について紹介します。

DIYでのコーキングのメンテナンスは難しい

近年は、DIYが流行ってきていて、いろいろなものをDIYで行う方も増えています。
ただ、サイディング外壁のコーキングの補修はDIYで行うには難しく、危険性もあります。

その理由としては、

  • 充填したコーキングがうまく接着せず、何度も補修を行う必要がある
  • コーキングが他の場所についてしまい、取れなくなる
  • 高い場所で作業する際に落下してしまう

などがあります。

コーキングの補修は簡単そうに見えますが、どの種類のコーキングを使うかや、どのように作業するかなど、専門技術が必要です。また、高い場所で作業をする必要があるため、危険性が伴います。
そのため、コーキングの補修は専門業者に依頼しましょう。

コーキングのメンテナンスは外壁塗装と同じタイミングで行う

コーキングのメンテナンスは、外壁塗装のメンテナンスと同時に行うようにしましょう。
外壁塗装では、工事のために足場を家屋の周囲に作りますが、コーキングの補修でも高い場所で作業する必要があるため、同様に足場が必要です。
足場代は、一般的に15〜20万円程度かかるため、1つの足場で外壁塗装とコーキングの補修を同時に行うことで、足場代を節約することができます。

コーキングのメンテナンスの費用相場

コーキングのメンテナンスには、2種類の工法があります。
既存のコーキングを除去してから新たにコーキングを打つ「打ち替え」と、既存のコーキングの上から重ねて打つ「増し打ち」があります。
この2つでは、かかる費用の相場が異なります。
ここでは、打ち替えと増し打ちの費用の相場について紹介します。

打ち替えの費用相場

打ち替えでは、既存のコーキングを除去するための費用と、新たに打つコーキングの費用がかかります。
打ち替えの相場の目安としては、
コーキングの除去が1〜3万円程度、新規のコーキングの費用が1平方メートルあたり900〜1,200円程度となっています。
実際の工事費には、ここに足場代が追加されます。

増し打ちの費用相場

増し打ちでは、既存のコーキングの上から充填するため、打ち替えで発生していたコーキングを除去する費用が不要です。そのため、打ち替えよりも費用が安くなります。
増し打ちの費用の相場は、1平方メートルあたり500〜900円です。
増し打ちにはコーキングの除去費用はかかりませんが、足場代は必要です。

打ち替えと増し打ちの違い

コーキングの補修には、打ち替えと増し打ちの2種類ありますが、基本的に打ち替えで行った方がいいとされています。その理由としては、増し打ちでは建物の耐久性を高めることができないためです。
「打ち替え」では、既存のコーキングをすべて除去した後、新たにコーキングを充填するため、工事費用はかかりますが、コーキングをほぼ元の状態に戻すことができます。
打ち替えをしたコーキングの耐用年数は7〜10年程度あります。

一方で、増し打ちの場合は、既存の劣化したコーキングの上から新たにコーキングを追加します。劣化した既存のコーキングは補修できないため、元の状態に戻すことができません。
また、内部の古いコーキングにひび割れなどの症状が出たとしても、新しいコーキングがあるため気づきにくくなります。
新規のコーキング材が既存のコーキング材となじむことはないため、増し打ちしたコーキングも次第に剥がれていきます。
増し打ちは打ち替えよりも工事費用が安くなりますが、増し打ちをしたコーキングの耐用年数は2〜5年程度しかありません。

まとめ

ここまで、外壁サイディングのコーキングの役割や種類と特徴、劣化症状とメンテナンスの方法について解説しました。
コーキングは外壁パネルの隙間に充填するもので、建物内部に水が浸入するのを防いだり、建物の揺れなどを緩和する役割があります。
コーキングは寿命が5〜10年程度で、劣化するとチョーキングやひび割れなどの症状が現れます。劣化症状を放置すると、雨漏りの原因になるため注意しましょう。
コーキングのメンテナンスには、打ち替えと増し打ちがありますが、耐用年数の長さなどから打ち替えで行うようにしましょう。

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