塗装の基礎知識
愛知県で使える外壁塗装の助成金をご紹介
自治体によっては、外壁塗装に助成金制度がある場合があります。
この記事では、愛知県で使える外壁塗装の助成金について紹介します。
残念ながら、以下で紹介する自治体以外では助成金がないため注意しましょう。
愛知県で外壁塗装の助成金がある市区町村
愛知県で外壁塗装の助成金がある市町村の制度内容を詳細に紹介します。
豊橋市
豊橋市では、「空家利活用改修費助成金」という助成金があります。
助成金額は、費用の50%~66%(上限50万円~66万円)です。
適用される条件は
- 空き家バンクに登録された物件であること
- リフォーム予定の物件を3年以上活用すること
- 耐震基準を満たしていなければ、耐震改修を行うこと
- 居住のための賃貸借・契約が成立、もしくは同意済みであること
などがあります。
空き家バンク登録のある物件に対して、リフォームを実施する場合に、その費用の一部を助成するというものです。
岡崎市
岡崎市では、「結婚新生活支援助成金」という助成金制度があります。
受付期間が2023/6/1(木)~2024/2/28(水)で、助成金額は費用の1%~100%(上限30万円~60万円)です。
支給条件は、
- 2023年3月1日から申請日までに婚姻した夫婦であること
- 夫婦ともに39歳以下であること
- 夫婦の所得が500万円未満であること
- 申請日から2年以上住み続ける意思があること
があります。
夫婦ともに29歳以下の世帯は上限60万円、それ以外の世帯は上限30万円の支給になります。
岡崎市では、「地域貢献型空き家改修事業助成金」という制度もあります。
助成金額は費用の50%(上限50万円)です。
支給条件は、
- 空き家で地域貢献活を行うこと
- 空き家の所有者である、もしくは所有者から同意を得ること
- 申請年度の3月31日までに完了する工事であること
- 市税滞納がないこと
があります。
地域活動が必須条件になるため、一般住宅としてのみの利用は対象外になります。
岡崎市では、さらに「中山間地域空き家改修事業費助成金」という制度もあります。
助成金額は費用の50%(上限50万円)です。
支給条件は、
- 指定地域外からの移住であること
- 指定地域(中山間)に存在する空き家であること
- 空き家の所有者である、もしくは所有者から同意を得ること
- 申請年度の3月31日までに完了する工事であること
があります。
この制度は、岡崎市の中山間地域への移住のために、空き家をリフォームする場合に、その費用の一部を助成するというものです。
春日井市
春日井市では、「空き家地域貢献活用事業助成金」という制度があります。
助成金額は費用の1%~100%(上限100万円)です。
支給条件は、
- 1年以上使用されていない戸建てや店舗であること
- 地域貢献を目的にしていること
- 法人または3名以上の団体であること
- 空き家で5年以上、地域貢献活動続けること
があります。
この制度は、地域貢献を目的とし、空き家をリフォームする場合に、その費用の一部を助成するというものです。
地域活動を行う法人・団体であることが必須条件であるため、一般住宅としてのみの利用は対象外です。
豊川市
豊川市では「住宅リフォーム工事費助成事業」という制度があります。
助成金額は費用の20%(上限20万円)です。
支給条件は、
- 工事費が10万円以上であること
- 豊川市の耐震改修助成事業に併せて行うリフォームであること
- 工事前の申請であること
- 他の助成金を受けていないこと
となっています。
この制度は、豊川市民が耐震改修助成事業に併せてリフォーム工事を行う住宅に対して、耐震改修とは別枠で10万円以上(税抜)のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。
外壁塗装単独では助成金の対象とならず、耐震改修と同時に行う必要があります。
西尾市
西尾市では「三世代同居対応住宅支援事業助成金」という制度があります。
助成金額は費用の50%(上限30万円)です。
支給条件は、
- 親世帯が1年以上継続して市内に居住していること
- 子世帯が1年親世帯と同居していないこと
- 子世帯は5年以上、親世帯と同居すること
- 個人所有の一戸建てもしくは併用住宅であること
となっています。
この制度は、三世代での同居・隣居を目的にリフォームする場合に、その費用の一部を助成するというものです。
蒲郡市
蒲郡市には「三世代同居・近居住宅支援助成金」という制度があります。
助成金額は費用の50%(上限10万円~20万円)です。
支給条件は、
- 親世帯と子世帯は過去1年間に三世代同居していない
- 工事後、3年間は同居・近居すること
- 工事前の申請であること
- 子世帯が市内在住の場合、賃貸住宅に居住していること
となっています。
この制度は、新たに三世帯で同居・近居するためにリフォームする場合に、その費用の一部を助成するというものです。
また、蒲郡市では「住環境整備促進事業費助成金」という制度もあります。
助成金額は費用の20%(上限20万円)です。
支給条件は、
- 市内にある自己居住用の住宅であること
- 市内の施工業者を利用すること
- 市税の滞納がないこと
- 工事の着工前に申請すること
となっています。
この制度は、市民が市内の業者を利用した場合に、その費用の一部を助成するものです。
▷蒲郡市公式HP|住環境整備促進事業費補助金(住宅リフォーム工事費補助)
犬山市
犬山市には「住宅リフォーム助成金」という制度があります。
助成金額は費用の20%(上限10万円~30万円)です。
支給条件は、
- 本人または配偶者が40歳以下であること
- 市内の施工業者を利用すること
- 総工事費が30万円以上であること
- 工事契約予定者が契約前に申請すること
となっています。
この制度は、40歳以下の市民が市内の業者を利用して30万円以上のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。
また、犬山市には「ふるさと定住促進サポート事業助成金」という制度もあります。
助成金額は費用の50%(上限60万円~80万円)です。
支給条件は、
- 親世帯が市内に継続して1年以上住んでいること
- 子世帯が市外に継続して1年以上住んでいること
- 市内の業者で施工すること
- 子世帯の夫婦どちらかが40歳以下であること
があります。
この制度は、子世帯が市内に親世帯と同居する際にリフォームする場合に、その費用の一部を助成するというものです。
小牧市
小牧市には「小牧市定住促進助成金(三世代同居住宅支援タイプ)」という制度があります。
助成金額は費用の50%(上限60万円)です。
支給条件は、
- 2022年4月1日以降の工事であること
- 助成受けてから3年以上、対象住宅に定住すること
- リフォームの契約日から工事完了6か月までに近居開始すること
- 親世帯が市内に継続して1年以上定住していること
となっています。
この制度は、小牧市に住む親世帯と子世帯が新たに三世代同居するために、リフォームする場合に、その費用の一部を助成するというものです。
また、「小牧市定住促進助成金(三世代近居住宅支援タイプ)」という制度もあります。
助成金額は費用の50%(上限30万円)です。
支給条件は、
- 2022年4月1日以降の工事であること
- 助成受けてから3年以上、対象住宅に定住すること
- リフォームの契約日から工事完了6か月までに同居開始すること
- 親世帯が市内に継続して1年以上定住していること
となっています。
この制度は、小牧市に住む親世帯と子世帯が新たに三世代近居するために、リフォームする場合に、その費用の一部を助成するというものです。
また、「小牧市定住促進助成金(中古住宅活用タイプ)」という制度もあり、助成金額は費用の50%(上限30万円)です。
支給条件は、
- 2022年4月1日以降の工事であること
- 助成受けてから3年以上、対象住宅に定住すること
- 世帯主もしくは配偶者のいずれかが50歳未満 もしくは 義務教育終了前の子供と同居していること
- 2022年4月1日以降に取得、相続または贈与された中古住宅であること
となっています。
この制度は、若者世代が中古住宅を取得してリフォームする場合に、その費用の一部を助成するというものです。
岩倉市
岩倉市では「三世代同居住宅支援助成金」という制度があります。
助成金額は費用の50%(上限60万円)です。
支給条件は、
- 2017年4月1日以降の契約であること
- 子世帯が同居前1年間、親世帯と同居していないこと
- 子世帯が義務教育終了前の子ども(出産予定含む)と同居していること
- 市税の滞納がないこと
となっています。
この制度は、新たに三世帯同居・近居を行うためにリフォームする場合に、その費用の一部を助成するというものです。
▷岩倉市公式HP|三世代同居住宅支援補助金及び三世代近居住宅支援補助金
日進市
日進市では「空家バンク定住促進リフォーム助成金」という制度があります。
助成金額は費用の50%(上限30万円)です。
支給条件は、
- 空き家バンクに登録された空き家の購入者であること
- 空き家取得から1年以内に工事すること
- 3年以上継続して居住すること
- 市税の滞納がないこと
となっています。
この制度は、市外に住む人が市内に定住する目的で空家バンクで空家を購入し、その住宅をリフォームする場合に、その費用の一部を助成するというものです。
空き家バンクから購入する必要があるため、別途住宅の取得費用がかかります。
田原市
田原市では「空き家等活用促進事業助成金」という制度があります。
助成金額は費用の50%(上限50万円~60万円)です。
支給条件は、
- 空き家改修して10年以上居住できること
- 空き家バンクに登録のある一戸建てであること
- 耐震基準を満たすこと
- 売買もしくは賃貸の契約から6か月以内であること
となっています。
この制度は、田原市の空き家バンクに登録された空き家をリフォームする場合に、その費用の一部を助成するというものです。
丹羽郡大口町
丹羽郡大口町では「大口町同居支援助成金」という制度があります。
助成金額は費用の66%(上限20万円)です。
支給条件は、
- 町内業者による施工であること
- 親世帯が町内に継続して1年以上住んでいること
- 子世帯が町外に継続して1年以上住んでいること
- 子世帯は夫婦いずれか40歳以下もしくは義務教育終了前の子を養育していること
となっています。
この制度は、町内業者を利用して、子世帯が市内に住む親世帯と同居するためにリフォームする場合に、その費用の一部を助成するというものです。
▷大口町公式HP|大口町同居支援補助金及び大口町近居支援補助金のご案内
丹羽郡扶桑町
丹羽郡扶桑町では、「環境にやさしい住宅改善促進事業助成金」という制度があります。
助成金額は費用の10%~20%(上限10万円~20万円)です。
支給条件は、
- 町内の施工業者を利用すること
- 工事費が10万円以上であること
- 申請前に着工していないこと
- 同年度の2月末までに完了報告を提出すること
となっています。
この制度は、町民が町内事業者を利用して10万円以上のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。
知多郡東浦町
知多郡東浦町では「結婚新生活支援助成金」という制度があります。
助成金額は費用の1%~100%(上限15万円~30万円)です。
支給条件は、
- 夫婦共に39歳以下であること
- 夫婦の合計所得が640万円未満であること
- 新婚の夫婦であること
- 東浦町に住み続ける意思があること
となっています。
この制度は、東浦町に住む新婚夫婦がリフォームする場合に、その費用の一部を助成するというものです。
知多郡南知多町
知多郡南知多町には「空き家バンク制度助成金」という制度があります。
助成金額は費用の66%(上限30万円)です。
支給条件は、
- 空き家バンクを利用して、賃貸契約を締結した所有者もしくは貸借者
- 町内業者による施工であること
- 対象物件に10年以上居住意思があること
- 最初の賃貸契約日から3年以内に申請すること
となっています。
この制度は、市内の空き家バンクに登録されている物件をリフォームする場合に、その費用の一部を助成するというものです。
北設楽郡東栄町
北設楽郡東栄町には「住宅リフォーム助成事業」という制度があります。
助成金額は費用の20%(上限10万円)です。
支給条件は、
- 町内の施工業者を利用すること
- 工事費が税込10万円以上であること
- 申請者が東栄町に居住し、住民登録もしていること
- 年度内の3月20日までに実績報告を完了させること
となっています。
この制度は、町民が町内事業者を利用して10万円以上(税込)のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。
また、北設楽郡東栄町には「空き家活用支援助成金」という制度もあります。
助成金額は費用の50%(上限30万円~50万円)です。
支給条件は、
- 5年以上定住すること
- 工事着手前に申請すること
- 年度末3月31日までに実績報告をすること
- 既に空き家の売買契約や賃貸契約が締結済であること
となっています。
この制度は、東栄町にお住まいの方が空き家に入居してリフォームする場合に、その費用の一部を助成するというものです。
北設楽郡豊根村
北設楽郡豊根村には「新築リフォーム助成金」という制度があります。
助成金額は費用の33%(上限25万円~40万円)です。
支給条件は、
- 村内の施工業者を利用すること
となっています。
この制度は、定住促進対策の一環として、村内業者へ発注してリフォームする場合に、その費用の一部を助成するというものです。
まとめ
ここまで、愛知県で使える外壁塗装の助成金について紹介しました。
愛知県内では、外壁塗装に使える助成金がある自治体があります。
ただし、条件が細かく設定されていて、通常の外壁塗装のみに適用される助成金はありません。
傾向としては、空き家を利用すること、三世帯住居向けのリフォームであること、新婚であること、その自治体に定住することなどが多くなっています。
条件が細かいため適用されるケースは少ないですが、もし条件に当てはまる場合は利用してみてください。